歌手でタレントの堀ちえみ(59)が、5月27日午前0時から、6曲入りミニアルバム「月に祈りを」のデジタル配信を開始する。新曲は、舌がん公表後の2024年10月に発売された「FUWARI」以来1年7カ月ぶり。発売に合わせ今夏には、東京と大阪でコンサートも開催する予定だ。
堀は2019年にステージ4の舌がんと診断されて以来、闘病生活を送ってきた。長期にわたるリハビリで、日常会話も可能になり、23年から芸能活動を再開。さらに、今年4月から、東京・渋谷のコミュニティーFM「渋谷クロスFM」でレギュラー番組「堀ちえみの渋谷でふわり」もスタートした。
堀は1982年に「潮風の少女」でデビュー。小泉今日子や中森明菜、早見優、石川秀美らと並んで“花の82年組アイドル”として注目されてきた。それだけにリハビリ中は「歌手としての復帰」を大きな目標にしてきたという。それだけに、今回の新曲「月に祈りを」の発売は感慨深いものがあるようだ。
堀は「しゃべることが困難だった私に、ラジオでしゃべったり、歌う機会を与えてもらったことに感謝している」と話す。
ミニアルバムは「月に祈りを」のほか「郷愁」「上野不忍物語」など6作品が収録されている。堀は「私自身の原点である80〜90年代ポップスのエッセンスを礎に、現代的なサウンドと融合させた“進化型”の作品になっています。ノスタルジックな質感はデビュー当時を想起させながらも、今の時代の洗練されたコード進行や現代的なアレンジで再構築しています」としている。
堀は新曲に向けて「舌のリハビリやボイストレーニングに頑張ってきました」と胸を張る。今作と連動して、7月と8月に、東京と大阪で「堀ちえみ ライブツアー "59だョ!全員Wa・ショイ!"」の開催も決まった。 堀は「堀ちえみの“現在進行形”を凝縮したステージにしたい。今の私のエキサイティングなパフォーマンスを、ぜひライブ会場で体感してもらいたいと思っています」と話している。