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2026年6月5日 13:46

羽田美智子 俳優だけでなく、セレクトショップオープン、YouTubeチャンネル開設…「やりたくなったらやっちゃおうと…」

羽田美智子 俳優だけでなく、セレクトショップオープン、YouTubeチャンネル開設…「やりたくなったらやっちゃおうと…」
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俳優として第一線で活躍し続け、「警視庁捜査一課9係」&「特捜9」シリーズ(テレビ朝日系)、昼帯ドラマ「花嫁のれん」シリーズ(東海テレビ)、「おかしな刑事」シリーズ(テレビ朝日系)など多くの作品に出演してきた羽田美智子さん。セレクトオンラインショップ「羽田甚商店」の店主、著書「羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方」(宝島社)、YouTubeチャンネル「羽田美智子のChange of Life」開設など幅広い分野で活躍。6月12日(金)に「劇場版 旅人検視官 道場修作」(兼崎涼介監督=崎はたつさき)の公開も控えている。(この記事は全3回の後編。前編と中編は記事下のリンクからご覧になれます)

■女性たちの井戸端会議の場に

2019年4月、セレクトオンラインショップ「羽田甚商店」を起業。「羽田甚」とは、羽田家に代々伝わる屋号。2015年、両親の代で看板をおろしたが、羽田さんが受け継ぐ形で6代目店主に。羽田さん自身が「本当にいい!」と思ったものだけを紹介して販売している。

「両親は複雑そうでしたね。両親の代で長く続いた看板を下ろして、それを娘がまたやることになって、忙しくなりすぎちゃうからちょっと心配をされました。そんな2足、3足の草鞋って大丈夫?って」

――2019年に始められたわけですが、オンラインにして正解でしたね

「そうですね。コロナの前の年だったので、オンラインショップで本当に良かったってスタッフと言っていたんです。お店を借りるという話もあったのですが、もし借りていたら家賃を払って人を雇って…だと大変だったと思います」

――拝見していると、商品のすべてを自ら吟味していらっしゃるのですね

「やっぱり商売をやっていた家だからこそ、うちの親も馬鹿正直にやっていましたし、お客様に嘘をついちゃいけないという思いは子どもの頃からずっとあったので」

これまでにも「私のみつけた京都あるき」(集英社)をはじめとした著書を出版している羽田さん。2020年に「羽田さんに聞いてみた、小さな幸せの見つけ方」(宝島社)を出版。

2025年、9月からYouTubeチャンネル「羽田美智子のChange of Life」を開設。毎週水曜日に配信中。Change of Lifeは、更年期を英語で調べていた時に知った言葉。更年期が海外では、「人生の転換期」として前向きにとらえられていることを知り、このタイトルにしたという。

更年期世代の体調の変化や茨城の実家と東京の二拠点生活、介護、更年期や健康、ファッション、メイク、日々の暮らしについての気づきや体験を発信している。

――始められたきっかけは?

「ここ数年、年下のスタッフから体調とか年齢による変化などについて相談されることが多くなって、自分が経験してきたことを話したり、アドバイスしたりしていたんですね。

そういうことをしているうちにスタッフが、同じように悩んでいる人の役に立つのではないかと言ったのがきっかけでYouTubeを始めることにしました」

――話し方がとても優しくて聞き心地が良いので癒されます

「ありがとうございます。声を聞いているだけでホッとしましたとか、癒されましたと言っていただけると、『ああ、生きていて良かった』って思います(笑)。少しでも誰かの役に立てているのであれば良かったなって。

相談事に乗るって本当に難しいので、『あくまでも私の意見ですからね』と前置きをしてから話しています。いろんな意見があると思うし、正解を私は言っているわけではないので。私はやっぱ自分の人生観でしか物事をしゃべれないし。

でも、それに対してやっぱりコメントが色々あって、激しく共感してくださる方もいれば、『結局は女優さんの意見でしょう?』っていう人もいらっしゃいます。

答えを求めているわけではなくて、ただ聞いてもらって共感してもらうだけで安心することもあると思うから、そういう場を作りたかったんです。コロナ禍以降、人と人が集まることに抵抗感が出ちゃったり、それで疎遠になってしまった関係もあると思います。

だけど、昔ながらの井戸端会議のような、色々日常の話をして癒されるような場所を提供したかったというのはあるんですよね。YouTubeを通して世代を越えた交流や情報交換ができたらいいなと思っています」

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■2時間ドラマに本当に飢えていました

(C)2026劇場版「旅人検視官 道場修作」製作委員会
(C)2026劇場版「旅人検視官 道場修作」製作委員会

6月12日(金)に公開される「劇場版 旅人検視官 道場修作」(兼崎涼介監督)に出演。この作品は、定年退職した元警視庁検視官・道場修作(内藤剛志)が、亡き妻(南果歩)の雑記帳を手にして訪れる旅先で事件に遭遇し、その真相に迫る姿を描くテレビドラマ旅情サスペンスの人気シリーズを初めて映画化したもの。

今回は、愛媛県の松山や内子を訪れた道場修作が、俳句を愛する人々と出会い、穏やかな時間を過ごすはずだったが、20年前に東京で起きた未解決事件へと繋(つな)がっていくことに…という展開。

羽田さんは、道場が今回の舞台である愛媛県松山市で出会う俳句を愛する仲間たち“五友”のメンバーのひとり・岸山飛鳥役を演じている。

「2時間ドラマに本当に飢えていたので、お話を聞いたときはご馳走が来たという感じがしました。2時間ドラマというものがこの世からなくなってしまうのかな、もうやることは一生ないのかと思っていたので嬉しくて二つ返事で出ることに」

――内藤さんとの共演はいかがでした?

「すごく安心感がありました。どこから球を投げても全部受け止めてくださって、最適なところに球を投げ返してくださる芝居だから、本当にすごいなと思いましたね」

――撮影で印象に残っていることは?

「愛媛の本当に景色のいいところとか文化が残っているところを舞台にしていて、その景色の切り撮り方が旅番組でもあるし、それから人間の愛憎劇とか、いろんなものが懐かしくて。2時間ドラマの世界というのが本当に嬉しくて、撮影期間がとても楽しかったです。

私はどちらかというと、いつも逮捕する側だったけど、今回は事件を解決するのは道場さんで、いろんなドラマがあるゲスト側をやらせてもらえたからそれまた新鮮で。

こういう作品があったらやりたかったという要素が詰まっていたので、毎日楽しかったです。それと櫻井淳子さんや田口浩正さんなど、ほぼ同じキャリアで同じ時代を生きてきた役者さんたちや、過去に共演させていただいた方も多く、すごくやりやすかったですね。

あと、撮影が終わって疲れたなと思うと、毎日温泉が癒してくれました。それと内藤さんが『スタッフと一緒に食べるのがいいんだ!』と言って、毎晩みんなで一緒に食事をする時間を作ってくださったのが本当に良い思い出です」

――完成した作品をご覧になっていかがですか

「メンバーの気持ちが一つになっていたのがすごく良かったなと思って。あと、道場さんとの関係性も、最初台本を読んだ時にはちょっと恋愛感情があるのかなとか、お近づきになりたいのかなって感じたんですけど、そのさじ加減とかが面白いなって」

――今後やってみたいことは?

「2時間ドラマがあればまたやりたいですね。あとは、やってみたい役というか、高齢化社会なので、中高年がまだまだ輝いていないと社会は成立しないと思っているので、中高年が輝くドラマとか、そういう映画とかがあったらいいなって思いますね。洒落(しゃれ)た感じの大人の恋愛ものとかがあったら、ぜひやりたいなとは思っています」

6月12日(金)に「劇場版 旅人検視官 道場修作」が公開、連続ドラマの撮影もスタート。店主を務める「羽田甚商店」の運営、YouTubeチャンネル「羽田美智子のChange of Life」の配信など超多忙な毎日が続く。(津島令子)

ヘアメイク:木下 優

スタイリスト:坂本 久仁子

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