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歌舞伎俳優の中村芝翫(60)、俳優の松下由樹、朝月希和、井上小百合(31)らが8日、都内で行われた2026年9月新橋演舞場公演「リア王」製作発表記者会見に出席した。
芝翫がシェイクスピア作品に挑むのは3作目で、演出家の井上尊晶氏とは3度目のタッグとなる。「リア王」は、シェイクスピア四大悲劇の中でも「最高峰」とされる名作。老いた王が娘たちの愛情を言葉で量ろうとしたことから悲劇が動き出し、親子の断絶、老いによる孤独、愛と理解のずれといった普遍的なテーマが鋭く描かれる。
リア王の長女を演じる松下は「シェイクスピアの作品に出演するのは初めてです。シェイクスピアと聞くと緊張してしまいますが、これから稽古を重ねて、日常のごく普通の家庭にも起こり得ることだと(感じられるくらいに)落とし込めるようなお芝居をしたいと思っています」と意気込み。芝翫の娘役については「舞台でご一緒させてもらうのは大変光栄に思っております。ドラマなどで共演した時はすごくスマートでいつも優しい雰囲気だったので、今回は怒鳴って怒るというので、こちらも負けず劣らずにらみを利かせて、厳しく言いたい」と力強く話した。
一方、還暦を迎え、「思いっきり舞台で老害を発揮しようと思います」とおちゃめに意気込んだ芝翫へ報道陣から「実生活で自分が老害だと思ったことは?」との質問が。芝翫は「老害は老害に気付かないから、老害なんですよ(笑)。気が付けば老害にならない。皆さんに教えていただかないといけないですよね」とユーモア交じりに答えていた。
新橋演舞場にて9月6日〜22日まで上演。
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