俳優でタレントの相葉雅紀(43)が主演を務める映画「4アウト ─もう一度、プレイボール─」が、11月16日に公開されることが9日に発表された。
原作は、作家・平山讓氏の小説「4アウト―ある障害者野球チームの挑戦」(中央公論新社刊)。東京で初めて結成された身体障害者野球チーム「東京ブルーサンダース」の実話をベースに、困難に立ち向かいながら全国大会を目指す人々の姿を描く。
読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんは、“もうひとつのWBC”とも呼ばれる「世界身体障害者野球大会」の第1回大会実行委員長(のちに大会名誉顧問)を務め、「挑むことを諦めない。だから人生は楽しい。」と作品にエールを送った。
監督は、本作が長編初監督作となる稲垣壮洋氏。原作の平山氏と出会い、構想から8年を経て映画化が実現した。
物語は、社会人野球で戦力外となり、夢をあきらめた主人公・矢上(相葉)が、再就職先の障害者スポーツセンターで野球を愛する人たちと出会うところから始まる。「障害者に野球は無理」と周囲から反対されながらも、矢上は監督としてチームを結成。挫折を経験しながらも仲間たちとともに成長し、「全国身体障害者野球大会」で日本一を目指していく。
野球経験者でもある相葉は、「今回の作品で「障害者野球」という世界にはじめて触れましたが、実際に選手たちのプレーを見て、投げる球は速いしキャッチングも上手く、グローブのさばき方も巧みで驚きました。ひとりひとり環境が異なり教科書のような正解があるわけではないなか、自分なりに最善のプレーができるやり方を見つけていたり、装具があったりなど、目を見張るものがたくさんありました」と振り返った。
さらに「撮影が進むごとにチームの結束力、チームワークがどんどん良くなっていったと思います。試合のシーンでは撮影するのが困難なカットも、チームのみんなで乗り越えて作りましたので、完成した作品を楽しみにしていただけたらうれしいです」と呼びかけた。