女優の米倉涼子(50)が18日、都内で行われた「谷桃子バレエ団新制作公演『CINDERELLA』米倉涼子バレエ出演決定報告会」に登場。初めての“母親役”への葛藤を明かした。
5歳から15年間、クラシックバレエを習っていた米倉にとっては、約30年ぶりのバレエ舞台への出演で、シンデレラの亡き母の生まれ変わりで、シンデレラを幸せへと導く大蝶々(マザーバタフライ)役を、同バレエ団所属の永橋あゆみとダブルキャストで演じる。
会見には、同バレエ団の芸術監督を務める高部尚子氏も同席。高部氏は「今回の大蝶々役は、長めのドレスを着て、どっしりと舞台にいていただく存在感のある役回り。踊り回るダンサーよりは、しっかりと心で演じることができる女優さんにやっていただけたら、どんなにステキなシンデレラになるかなと思っていた」とキャスティング意図を語った。
オファーがあった日から米倉は「毎日バレエ団のYouTubeを見て研究」し、「バレエをやめて、正直一度も後悔したことがなかったんですよね、一番難しい踊りだと分かっているので。ポテンシャルがまだあるのかとか、年齢的にもこれから上手になるかも分からない環境の中で、重大な役だと思っていますので、簡単にお引き受けしてはいけない」と葛藤を吐露した。
「役柄も強くて、たくましくて、潔い女っていう役が多かったので、大らかで、いとおしくって、人を包み込むような母親の役ってやったことがないので、そこも悩みどころでした」と話し、「頭の中で演じるんじゃなくて、体が覚えたところでどうにか自分らしさを引き込んでいけたら。とにかくいったん今までの自分を忘れて、優しい母をイメージしながら、恥ずかしがらないように頑張っていきたい」と気合を入れていた。
東京・新国立劇場オペラハウスで、8月9日〜11日まで。