エンタメ

2026年7月1日 21:00

松山千春が50周年記念の弾き語りライブを開催、恩人の竹田健二氏ゆかりのホールで…ファンクラブ限定か

松山千春が50周年記念の弾き語りライブを開催、恩人の竹田健二氏ゆかりのホールで…ファンクラブ限定か
広告
1

フォークシンガー松山千春(70)の春の全国ツアー「デビュー50周年記念 松山千春コンサート・ツアー2026春」の最終公演が1日、札幌のカナモトホール(札幌市民ホール)で行われた。全国20都市で全21公演を開催。千春は50周年記念として、8月8日に札幌STVホールで弾き語りライブを開催することを明らかにした。

千春は1977年1月に「旅立ち」でデビューし、7カ月後に道内8カ所で初コンサート・ツアーを行った。そのスタートとなったのが8月8日。札幌にあった北海道厚生年金会館だった。かつて千春は「コンサートが終わって、会場の外に出たら、有珠山が噴火したということで、火山灰が舞っていて、まるで『銀の雨』のようだった」と語っていたことがあったが、それは今でも忘れられない光景となっている。

千春は「STVラジオのディレクターだった竹田健二さんのおかげでデビュー出来て、そしてコンサートをやって、それから50年が経ったわけだけどな。しかも、竹田さんとの約束通り、生活の場を北海道に置いて、そこから離れずに、これまでコンサート活動を続けてきたことは、俺にとっては当然のことだけど、今は誇りの一つ」と振り返ると、会場については「50周年の記念ということで、いろいろ考えたよ。もっと大きい会場がいいんじゃないかとも…。ただ、あの北海道厚生年金会館もなくなってしまった今、俺の原点は、やはり竹田さんと番組をやってきたSTVラジオだしな。だったら記念のイベントはSTVホールしかないと思った」と話した。

デビュー以来、札幌で開いた公演はこの日の公演で154回目。もちろん現役アーティストでは断トツだ。千春は「この50年間、春と秋のコンサート・ツアーはやってきたけど、やっぱり俺はコンサートが一番好きだし、何なら100歳までやり続けたい」と意欲をみせている。

8月8日開催のデビュー50周年記念ライブについて、詳細は近日中に発表するとしているが、千春には「千春を見守る会」というファンクラブがあることから今回は会員限定になるという。「そもそも会場が400人程度しか入れないからな。それでも当然、抽選になってしまうけど、楽しみにしていてほしい、ただ、ギター1本、弾き語りでやります」と言うと、「1曲目は俺の中では決まっていて『君のために作った歌』を歌う」と断言した。

ちなみに、50年前の初のコンサートのプログラムは竹田氏が作成したが、その時のセットリストが「君のために作った歌」から始まり、「スターになれない(未発表曲)」「おいで僕のそばに」「君と僕のレッセッセ(未発表曲)」「足寄より」「オホーツクの海」「旅立ち」「大空と大地の中で」「おやすみ」だった。それだけにファンの間からは「当時のセットリストでライブを開催するのでは」という声が出ていた。

だが、その8月8日の札幌での公演から3週間後に竹田氏は急死。千春は「2人の夢だった北海道厚生年金会館を満席に出来たのがせめてもの救い、恩返しだった」と当時、語っていたと言う。

この日の公演は、開演前から“千春コール”が響き渡る中、「季節の中で」で幕を開けた。その後「あたい」「銀の雨」などデビュー当時の恋愛の曲を歌い、後半では大相撲の第58代横綱・千代の富士のために作った「燃える涙」や「ガリレオ」をギター1本の弾き語りで歌うなどフォークシンガーとしてメッセージ性のある作品で構成。アンコールの「長い夜」や「大空と大地の中で」なども含め全17曲を熱唱した。

広告