タレントのデヴィ夫人(86)が3日、ブログで先月20日に老衰のため亡くなった歌手で俳優の美輪明宏さんを追悼した。
「美輪明宏様へ 追悼」というタイトルでブログを更新。「あなたと初めてお目にかかったのは、1966年11月ごろのことでした」と美輪さんとの出会いから書き出すと、当時のエピソードを披露。(大統領夫人として経験した)インドネシアの政情不安、バッシング報道にさらされたことを回想し、「そんな暗闇の中で、私に手を差し伸べ、守ってくださったお二人の恩人」の一人として、美輪さんの名前を挙げた。
「銀座ソニービル地下の『マキシム・ド・パリ』にお招きくださり、深い優しさで私を慰め、勇気づけてくださいました。その温かなお心に、私はどれほど救われたことでしょう。私にとって美輪さんは、尊敬する先輩であり、憧れの存在でした」と感謝のメッセージ。「10代の頃、銀座の『銀巴里』の舞台に立つ 丸山明宏さんを初めて拝見したとき、『なんて美しい貴公子のようなお方なのだろう』と息を呑(の)んだことを、昨日のことのように覚えています」と続けた。
そんな美輪さんについて「唯一無二の美意識と哲学をお持ちでした。お言葉の一つひとつには深い真理が宿り、私は多くを学ばせていただきました。その教えは、私の人生を豊かにし、苦しい時には進むべき道を照らしてくれる灯火(ともしび)でもありました」と故人を偲(しの)んだ。
近年は会ったことがなく、「もう一度お目にかかり、『ありがとうございました』と、心からの感謝を直接お伝えしたかった」と悔やむ心情も。最後は「あの時、あなたが 私にくださった優しさと勇気は、今も私の心の中で生き続けています。本当にありがとうございました。そして、間に合わなかったことを、どうかお許しください。心よりご冥福をお祈り申し上げます」と結んだ。
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