ソロアーティストで俳優の関口メンディー(35)が、宅間孝行(55)が作・演出を手掛ける「タクフェス」第14弾公演「北の島から」で舞台初主演を務めることが9日、分かった。
「タクフェス」は2013年にスタートした演劇シリーズ。“観劇”にとどまらないライブ感を追求し、劇場空間全体を演出するスタイルで人気を集めている。
今作は、脚本家・演出家として活動する宅間が、映画「東京物語」(小津安二郎監督)や、敬愛するドラマ「北の国から」へのオマージュを込めて描く5年ぶりの新作。“タクフェス版『東京物語』”をコンセプトに、日本最北端の有人島として知られる北海道・礼文島を舞台に、個性豊かな登場人物たちが繰り広げる、笑いと涙の家族物語となっている。
共演には、タクフェス第12弾「夕−ゆう−」で主演を務めた女優の矢島舞美(34)、4作目の出演となるモト冬樹(75)、2度目の参加となる鈴木杏樹(56)、タクフェス初出演の石垣佑磨(43)、前作「くちづけ」でヒロインを演じた石田亜佑美(29)、6年連続出演となるお笑いコンビ「ハマカーン」の浜谷健司(48)らが名を連ねる。
舞台初主演となる関口は、「生粋の演劇人である宅間さんが5年ぶりに描く新作。そのような機会に主演として立てることは、本当に光栄なことです」と喜びをコメント。
続けて、「ドラマや映画で共演した俳優の中で、お芝居が魅力的だと感じる方々は、舞台経験をされている方がほとんどでした。自身の演劇に対する思いも次第に強くなり、観劇する機会も増えていきました」と、舞台への憧れを明かした。
一方で、「役者としては、映像作品の経験がほとんどの自分が、どこまでできるのか正直分かりません」と率直な胸の内も吐露。その上で、「パフォーマーとして、お客様からリアルタイムで反応をいただきながら経験してきたライブコンサートと舞台は、『ライブは生もの』という点で、ひょっとしたら近い部分があるかもしれない。そんな淡い期待を胸に稽古に励み、皆さんの記憶の片隅に残り続けるような作品を、出演者、スタッフの皆さんと一つになって生み出していきたいと思います」と意気込みを語った。
公演は11月20日の名古屋公演を皮切りに、大阪、小樽、東京を巡演する。