女優の東ちづる(66)らが10日、東京・渋谷区役所で行われた“まぜこぜ一座”によるショー「月夜のからくりハウス『ぴーすあんどらぶ』」(8月9日、渋谷区文化総合センター大和田)の記者発表会に登壇した。
一般社団法人「Get in touch」の代表を務める東がプロデュースするマイノリティーパフォーマー集団“まぜこぜ一座”によるショー。今年は“平和”と“愛”をテーマに、歌やダンスを披露する。
東は「2011年の3.11の被災地での避難所での出来事をきっかけに、Get in touchを立ち上げました。目的は“まぜこぜ”、多様性社会をエンターテインメントで視える化、体言化すること。福祉施設や支援団体、省庁などをつなげながら、より暮らしやすい“まぜこぜ社会”を目指すことにシフトしました」と活動の経緯を説明した。
2017年に品川で公演を行い、今年で10年目。これを一区切りに、日本での公演を休止するという。「正直、資金繰りに疲れてしまいまして。今年の舞台も1400万円かかります。情報保証をするだけで300万円以上かかるんです。音声ガイド、手話、文字打ち、階段をスロープにするとか、お金がかかるんです」と理由を明かした。
来年以降に海外進出を構想しており、アメリカなどでの番組出演を目指し、名作「アメイジング・グレイス」をアレンジした舞台を収録・編集してプレゼンする予定だという。「渡航費などの資金繰りを、来年に向けて考え中です」と語った。
改めて今の心境を聞かれると、「ものすごく正直なところ、来年国内で公演がないんだって思うと、めちゃくちゃ解放感。これまでは終わった日に、次はどうしようかって考えていたから。でももう解放されるから、泣きそうなぐらいうれしい」と笑っていた。