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「第175回芥川龍之介賞・直木三十五賞」の選考会が15日、都内で行われ、芥川賞に小砂川チトさんの「ゾンビ回収婦」、直木賞に朝倉かすみさんの「けんぐゎい」が選出された。
小砂川さんは岩手県盛岡市生まれの36歳で、2022年にデビューし、芥川賞は「家庭用安心坑夫」「猿の戴冠式」の2作品に続き、3回目のノミネートでの受賞となった。受賞作の「ゾンビ回収婦」は、仕事と夫を失った主人公がゲーム機のヘッドセットを装着し、ゾンビがはびこるバーチャル・リアリティーの世界で掃除婦を始める物語。
朝倉さんは、北海道小樽市出身の65歳。05年に小説家デビューし、これまでに「平場の月」「よむよむかたる」の2作品が直木賞の候補となり、今回で3回目のノミネートだった。受賞作の「けんぐゎい」は、江戸時代を舞台に主人公の女性が外見や身分の違いなどに苦しむなかで同じような境遇の「圏外」の女性たちが集まり、安心して生きていけるコミュニティーを築いていく様が描かれている。
直木賞には、お笑いコンビ「オードリー」の若林正恭(47)の初小説「青天」が候補作にあがっていたが、受賞を逃した。
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