俳優の広瀬アリス(31)が主演を務める映画「沖晴くんの涙を殺して」(矢崎仁司監督、10月2日公開)の追加キャストが16日、発表された。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像も解禁された。
新たに出演が発表されたのは、木戸大聖(29)、満島真之介(37)、北乃きい(35)、戸田菜穂(52)、根岸季衣(72)ら。
原作は、小説家・額賀澪氏による同名長編小説。喪失と再生をテーマに、何気ない日常や感情の尊さを描く。
広瀬が演じるのは、末期の乳がんを患い、余命1年を宣告された音楽教師・踊場京香。治療を受けないことを決意し、故郷へ戻った京香は、母校の合唱部を指導することになる。
そこで出会うのが、いつも笑顔を絶やさない一方で、同級生から“死神”と呼ばれている高校生・沖晴(木戸)。沖晴は、津波で家族を亡くした過去を抱えており、「死神と取引をして“嫌悪”“怒り”“悲しみ”“恐れ”といった感情を失ったことで助かった」と語る。
感情を失った沖晴と、残された時間を生きる京香。ある出来事をきっかけに、沖晴の中で失われた感情が少しずつ芽生え始め、二人の不思議な日常が動き出す。
沖晴役の木戸は、「“喜び”という感情しか持ち合わせていない沖晴を演じることは、とても挑戦的でした。余命1年と宣告された京香と、ネガティブな感情を失った沖晴が出会い、時間を共にする中で、“生きる”とはどういうことなのかを大切に描いた作品になっています」とコメント。
続けて、「人は誰かと関わることで、さまざまな感情が生まれます。そして、その積み重ねこそが“生きる”ことなのだと、僕自身も改めて考えさせられる日々でした」と振り返った。
昨年6月から、瀬戸内海を舞台に広島県内で撮影が行われ、9月18日から広島先行公開されることも発表された。