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2026年7月24日 15:11

さとう珠緒 ウルウルの瞳と“ぶりっ子キャラ”で一世を風靡!男性陣の圧倒的支持を集めるも女性陣には嫌われて…

さとう珠緒 ウルウルの瞳と“ぶりっ子キャラ”で一世を風靡!男性陣の圧倒的支持を集めるも女性陣には嫌われて…
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1995年に放送されたスーパー戦隊シリーズ「超力戦隊オーレンジャー」(テレビ朝日系)

で人気を博し、CM、グラビアモデル、司会、タレント、俳優など幅広い分野で活躍しているさとう珠緒さん。「出動!ミニスカポリス」(テレビ東京系)、「ギルガメッシュないと」(テレビ東京系)、「スーパー競馬」(フジテレビ系)、「王様のブランチ」(TBS系)、「愛のエプロン3」(テレビ朝日系)などに出演。映画「おかえりの湯」(夏目大一朗監督)が公開中。(この記事は全3回の中編。前編は記事下のリンクからご覧になれます)

■忙しすぎて電気が止められたことも

事務所提供
             事務所提供

1997年、「スーパー競馬」のアシスタントを経てMCを担当することになり、1998年、「王様のブランチ」に出演することに。

「オーレンジャーを見て、『スーパー競馬』のプロデューサーさんが声をかけてくださって。

それで、『スーパー競馬』を見て『王様のブランチ』のプロデューサーさんが声をかけてくださって…という感じでした」

――ものすごく忙しかったと思いますが、いかがでした?

「当時は、自分が何をしているのか、よくわからないままやっていたような気がします。2時間ドラマとかは説明セリフもあったりして、それを覚えるのが大変だったなって(笑)」

1998年、「スーパー競馬」と「王様のブランチ」で超多忙な中、「走れ公務員!」で連続ドラマ初主演を果たす。このドラマは、新米婦警・一ノ瀬渚(さとう珠緒)が、変わり者でクセ者揃いの婦警たちで構成された白百合班に配属されることになり、刑事課に配属された新米刑事たちとともに事件解決に当たる様を描いたもの。

「色々バラエティ番組にも出させてもらっていたので、セリフを覚えるのが大変で、寝られなかったですね。寝ないで必死に覚えていました。

だけど、友人の女優さんの話を聞くと、昼ドラはもっと壮絶なんですよね。ほとんど眠る時間がなくてびっくりしました」

――生番組の司会もやられていたので大変だったでしょうね

「でも、司会と言っても、『次は〇〇です』というような進行も結構多かったので、そんなに進行自体に苦労することはなかったんですけど、スタジオのライトがちょっときつかったですね。

アレルギーまでいかないんですけど、長くスタジオのライトが当たっていると結構クラクラしちゃうので、そっちがちょっとしんどかったかな。夏の海に1日中いる感覚というんですかね。生放送でずっとスタジオのライトが当たっていて、その後また強いライトを浴びる収録とかイベントなどがある時はきつかったです」

――かなりハードスケジュールだったと思いますが、からだがよく続きましたね

「若かったからでしょうね(笑)。グラビア(モデル)の時代は、月の半分くらいは、サイパンとかグアムに行ったりしていましたね。編集部もお金があった時代だったので。

でも、グラビア時代は、あまり太っちゃいけないとか、気をつけていましたね。当時は、光熱費が引き落としじゃなかったので、よく電気が止まったりしていました。お金がないんじゃなくて、忙しすぎて払うのを忘れていたというパターン。帰ったら電気がつかなくてビックリしました(笑)」

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■馬券(勝ち馬投票券)が当たって喜んでいたら…

2002年、映画「釣りバカ日誌13ハマちゃん危機一髪!」(本木克英監督)に出演。この作品は、ハマちゃんこと浜崎伝助(西田敏行)とスーさんこと鈴木一之助(三國連太郎)の釣りバカコンビが繰り広げる珍騒動を描いたもの。

ハマちゃんが富山の老舗薬問屋の会長(丹波哲郎)から美術館建設巨大プロジェクトを請け負うことに。しかし、変人で知られる会長の奇妙な建物デザインにプロジェクトが頓挫する危機に陥り、ハマちゃんが勤める建設会社全体を巻き込んでの大騒動に…という展開。

さとうさんは、ハマちゃんがいる営業三課のマドンナ的存在・鯛子役。「釣りバカ日誌14お遍路大パニック!」(朝原雄三監督)、「釣りバカ日誌15ハマちゃんに明日はない!?」(朝原雄三監督)にも出演。

――営業三課のマドンナ的存在で可愛かったですね

「ありがとうございます。とても楽しかったです。西田さんがアドリブ連発で(笑)。普通の現場だったら1日で終わっちゃうようなところも何日もじっくり時間をかけて丁寧に撮っていました。今思うとすごいなあって」

――人気シリーズだったので、ご家族も喜ばれたのでは?

「確かにそうですね。喜んでいました。私も嬉(うれ)しかったです」

――船橋競馬場で厩務員をされていたおじいさまは、さとうさんの「スーパー競馬」について何かおっしゃっていました?

「聞いたことはないですけど、喜んでいたのかな?でも、子どもの頃から馬は見慣れていましたからね。ただ、子どもの頃、自分が面倒を見ているお馬さんが勝つと家中ワーッと大騒ぎになるんですけど、負けるとシーンとしてお葬式みたいな感じだったんですよ。

だから、まだ小学校に上がる前でしたけど、子ども心に『厳しい世界なんだろうな』とか、『お金が絡んでいて大変そうだな』とか、そういうのはうっすらと感じていました」

――ご自身で競馬の番組をやられるようになって意識は変わりました?

「『スーパー競馬』を始めて初回に(馬券を買ったら)当たっちゃって(笑)。『ヤッター!』

とか言っていたら、終わった後でプロデューサーにめちゃめちゃ怒られました。

『外れた人の方がいっぱいいるんだから、はしゃぐな!外れた人の気持ちを毎回想像しながらやりなさい』って怒られて。確かにそうなので、そこからめっちゃ静かになっちゃいました(笑)。

競馬のMCは結構難しかったです。やっぱり数字なので。配当金とか払い戻し金、当たった数字は何番で…とか。馬の名前も間違えちゃいけないですし、『生放送なので間違えないように』ってすごい言われていたりとか。

例えば今だったら『プンプン!』とかやったら怒られちゃうと思いますけど、ある芸人さんに『珠緒ちゃんさ、「さとう珠緒です!」って、両手でアルファベットのSとTのジェスチャーをやってよ』って言われて。本番中にやってみたら、競馬に関する何かの暗号なのかって問い合わせが来てしまいました」

――やってよと言われたからやったのに?

「そうです。こんな感じでちょいちょい怒られながらやっていたんですけど、競馬評論家の井崎脩五郎先生がとても優しくて。競馬場に造園課というのがあるんですよ。競馬場の馬場(コース)や屋外施設、桜とかお庭などを綺麗にする造園課の人たちのお部屋があって。井崎先生が本番前にそこに連れて行ってくれたりして。

ディレクターとかも、結構いたずら好きの人がいて、『どうやらツチノコが発見されたようなので、途中でツチノコの速報が入るかもしれない』って言うんですよ。

本当にツチノコが発見されたのならすごいことじゃないですか。だから、本番中ずっと頭に

ツチノコのことが残っていたんですけど最後までなくて。

番組が終わったら『嘘(うそ)に決まってんじゃん』って言われて(笑)。本当に発見されたりしたら、それこそ特番ができちゃいますよね。そういういたずらによく引っかかっていました(笑)」

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■「女が嫌いな女」アンケートで2年連続1位に

2003年、オリジナルビデオ「ネット探偵アイコ 殺人サイトの謎」(宮坂武志監督)に主演。この作品は、素人探偵・彩庭アイコ(さとう珠緒)と、ヤクザな私立探偵・木全健作(佐野史郎)の二人が猟奇的殺人犯を追い詰めて行く様を描いたもの。

さとうさんは、たった1人の姉を通り魔に殺されるという壮絶な過去を持つ主人公・アイコ役。同年、第2弾となる「ネット探偵アイコ 首狩り」(宮坂武志監督)も制作された。

「結構生々しい話でしたよね。ものすごく忙しい時に撮っていたので、めちゃめちゃ寒かったことしか覚えてないですけど」

2004年と2005年、「週刊文春」が行った「『女が嫌いな女』1000人アンケート」で2年連続の1位に選ばれることに。当時バラエティ番組やラジオで「ぶりっ子キャラ」とそれに物言う「姉御肌キャラ」のバトルに人気が出てきて話題になっていた

――ご自身で女性から嫌われていると感じたのは?

「バラエティ番組で、ある有名タレントさんとバトルをする企画があったんです。でも、その時に悪口とかネガティブな言葉を言うと美容に悪いという説にハマっちゃっていて、全然乗っかれなくて。求められていることができなかったので、一方的に私が言われる形になってしまって。

そのタレントさんが『さとう珠緒のようなぶりっ子キャラにはなりたくない』ってコメントしたことが女性誌の見出しに載っちゃったんです。それで、その翌週ぐらいにあの『女が嫌いな女』ってなって。だから段階があったんですよね」

――「女が嫌いな女」1位と聞いた時はどう思われました?

「ちょっとショックだなという気持ちもありましたけど、そんなに私は有名人なんだって(笑)。“ぶりっ子”をやっていたので、まあまあそうなるのかなって。

やっぱりぶりっ子がムカつくとか、色々あったんじゃないかと思います。番組も面白くなるように構成されていたり、私も求められるキャラを誇張したりすることもあったので。

怖いおばさまたちに叩かれるようにとか。『ぶりっ子さとう珠緒VSご意見番熟女』ということで、例えばおじさん俳優に『プンプン』していると熟女タレントさんから怒られる構図は、傍から見ると面白かったんだと思います」

――よく心折れず、ぶりっ子キャラを貫き通してこられましたね

「でも、求められていることができなかったと反省することもいっぱいありました。突っ込んでくれる人がいてくれるといいんですけど、突っ込みもなしに、『ただぶりっ子して町ブラしてください』って言われることもあって。

『どうやればいいんだろう?これを見ている人はどう思うんだろうな?』とか、『ちゃんと面白く編集してくれるかな?』とか、難しいのは結構ありましたね。

いきなり『ぶりっ子して』と言われてもね(笑)。バラエティ番組とかで、何もないのにディレクターに『プンプンお願いします』と言われたりすると、すごい葛藤があります。すぐ反省しちゃうタイプなんです。『これ大丈夫だったかな?』って心配になります」

――真面目でサービス精神が旺盛ですね

「でも、結構期待に応えられなかったことに反省することが多いかなって思います」

2005年はバラエティ番組だけで171本だったが、毎回悩んでいたという。次回は、欲求不満の主人公の主婦を演じて話題になった映画「希望ヶ丘夫婦戦争」(高橋巌監督)、得意の社交ダンスを披露した映画「刺青 匂ひ月のごとく」(三島有紀子監督)の撮影エピソード、公開中の映画「おかえりの湯」も紹介。(津島令子)

ヘアメイク:結城小百合

                          

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