漫才協会に所属するお笑いコンビ「コンパス」と「新宿カウボーイ」が真打ちに昇進することが28日、東京・浅草フランス座演芸場 東洋館で行われた「新真打披露目会見」で発表された。会見には、漫才協会会長のお笑いコンビ「ナイツ」の塙宣之(48)も出席した。
2組はそれぞれ2006年にコンビ結成。コンパスは11年に「漫才新人大賞」で大賞を受賞。新宿カウボーイは同大会で2度決勝に進出している。2組は、同所で10月に行われる「漫才大行進」公演で、披露目興行を予定している。
コンパスの中島和彦(45)は「お兄さま方の背中を見てここまでやってきたので、念願でございます」と喜び、「ようやく実感がわいた。選んでいただいた塙会長と理事の皆さんに感謝しています」と笑顔を見せた。
同コンビは民謡を取り入れたネタを持ち味にしているが、中島は9月に個人的に民謡の大会に出ることを告知。「優勝して、どちらでも師匠と呼ばれるようになりたい」と目標を語った。ちなみに、前回の民謡大会では「130人中127位」だったという。
結成からこれまでの20年を振り返り、相方の西本宏一(45)は「こんなにも売れないものなのかって、驚きが常にありました。漫才協会に入って日が浅い頃、たけし軍団のダンカンさんに『東洋館の舞台で伝説を残すなら、ウンコをしろ』と言われたけど、それをしなかったから、真打ちになれた」と“珍エピソード”を明かし、笑いを誘った。
今後の抱負を聞かれると、西本は「最近、介護施設で漫才をする機会があって、高齢者と民謡音曲漫才がものすごく相性がいい。東洋館より確かな手応えを感じたので、全国の介護施設で民謡音曲漫才ツアーをやりたい」と答えた。
一方、新宿カウボーイは昨年に真打ち昇進の打診が来ていたが、塙が二人に伝えるのを忘れていたという。石沢勤(46)は「(その時)あと1カ月後に真打ち興行をやってくれって言われたんです。さすがにそれはできないって断って、そうしたらなぜか(コンパスが30代=30組目で)僕らが31代になっていた」と順番が抜かされたことをボヤきつつ、「その悔しさをバネに、頑張っていきたい」と決意を新たにした。
かねきよ勝則(48)は今後の抱負について、「抱負ですか〜、私は絹ごしより、木綿の方が好き…」とボケて、石沢から「豆腐だろ!」とツッコまれたが、全くウケていなかった。