俳優の松岡茉優(31)主演と成田凌(32)が共演する映画「男ともだち」(三島有紀子監督、11月6日公開)の本ビジュアルと本予告映像が5日、公開された。あわせて、3人組バンド・chilldspot(チルズポット)の書き下ろし曲「lost child」も本予告映像で初披露される。
本作は、『しろがねの葉』で直木賞受賞した作家・千早茜氏の同名小説が原作。千早氏の作品としては初の映像化となる。
松岡が演じるのは、京都で暮らすイラストレーター・神名(かんな)。30歳を目前に、仕事や恋愛に行き詰まりを感じている神名が、大学時代の“男ともだち”ハセオ(成田)と7年ぶりに再会するところから物語は動き出す。
本予告では、恋人・彰人(井上祐貴)と同棲しながらも満たされない思いを抱える神名が、妻子のある医師・真司(中島歩)と関係を重ねる姿も描かれる。そんな中、ハセオとの再会を機に、神名の心は少しずつ揺れ動いていく。
彰人から「男ともだちって、ずるい響きやなぁって…」と投げかけられる場面や、大学時代の先輩・岩佐(三浦貴大)から「お前たちはさ、お互いの幻想なんだよ。特別じゃない」と言われる場面も収録。神名がハセオに「ハセオはさぁ、なんで私とはしないの?」と問いかけるシーンも映し出され、“男ともだち”という関係の曖昧さと、互いに抱える思いが浮かび上がる。
劇中歌「lost child」は、chilldspotが本作のために書き下ろした楽曲。メンバーの比喩根は、劇中のライブハウスの場面にも出演し、弾き語りを披露している。
比喩根は楽曲について、「『lost child』は、この映画の一日目、京都での夜をイメージして書いた曲です。再会した神名とハセオが互いに感じる懐かしさと安心感。ロマンチックでありながら、神名が日々感じている素朴な悲しさも織り込みました」とコメント。
撮影を振り返り、「実際に生演奏で撮影をさせていただいた時は緊張していましたが、『神名とハセオがそこにいて、この曲を聴いてくれている』。これがなんともうれしく、自分自身もあの空間に浸りながら歌うことができました」と語った。