YouTubeチャンネルで公開されたドラマ『友近サスペンス劇場II 寝台特急「はつゆき」殺人事件』は、主演を務めるお笑いタレント・友近(53)が企画も手掛けている作品。昭和の2時間サスペンスドラマへの愛とリスペクトを詰め込み、令和に復活・オマージュした「友近サスペンス劇場」の第2弾である。
2024年に公開された第1弾は、YouTubeで500万回以上の再生を記録。YouTube作品としては初の第15回ロケーションジャパン大賞 審査員特別賞を受賞するなど社会現象を起こした。
待望の第2弾はどのような内容になっているのだろうか。ニュース番組『ABEMAエンタメ』は、友近に独自インタビューを実施。撮影秘話や見どころ、被災地・能登への思いに迫った。
注目の見どころと“お約束”の再現

「同窓会サスペンス。列車に乗り、学生の頃から何十年ぶりに会った人たちと一緒に旅行に行く。その中で殺人事件が起きていくという話になっている」(以下、友近)
一番見てほしいシーンについて、友近はこう続ける。
「もう皆さんの演技がすごすぎて。80年代からずっと活躍されている人にも(作品に)出てもらっているので、リアリティがある。普段の芝居ではなくて、『あの頃だよね?』と確認がきて、『そうです』と言ったら、もうそれっぽくしてもらえる。和気あいあいで仲良い感じが本当の同窓会みたいだった」
昭和のサスペンスドラマを彷彿とさせる独特のトリックと目まぐるしい展開に加え、思わず突っ込みたくなる“あの頃のお約束”もあるのだそう。
「2時間サスペンスの『あるある』として、やはりお風呂のシーンは必要だなというのがあった。なので、毎回監督に『お風呂ショットを作ってください』とお願いしている。あそこはもう本当にツッコんでもらいたいがためにやっている。『友近が温泉入りたいだけやろ』『あのシーン作りたいだけやろ』と思ってもらえたらいいなというシーン」
そして、昭和サスペンス特有の“クスッと笑える違和感”も見どころの一つだ。
「同窓会ミステリーなので徐々に人が亡くなっていくのに、その同窓会は続く違和感が逆に面白くてツッコミどころになるところも、ちゃんと2時間の中に詰め込まれている。あとは、この時代は全員毛量が多い。毛量を再現しているのも面白い」
撮影の舞台・能登への強い思い

今回の舞台となったのは、石川県・能登。そこには、友近自身の強い思い入れと、復興への願いが込められていた。
「実は能登の珠洲によく行く旅館があって、毎年行っていた。でも、震災でそこも営業ができなくなった。いま復興で頑張っている能登の美しい景色も同時に見られる」
旅情サスペンスならではの情景とともに、能登の魅力も味わえる今作品。友近は、今の時代だからこそ「昭和のサスペンス」を楽しんでほしいと話す。
「なんかずっと残っている。2時間ドラマの分かりやすさと違和感(笑)。2時間で喜怒哀楽が全部詰まって、人生も確かに考えられて、最後にもメッセージがある。第2の人生を頑張ることに繋がるのも面白い。2時間サスペンスを知らない世代の人には『こんな感じが昔あったんだ』という新鮮さで見てもらい、私たちのような世代には『このシーンあるわ』『その表情あるわ』『その言い回しあるわ』と共感してもらう。細かい部分をチェック・ツッコミながら見てもらえると楽しいと思う」
(『ABEMA NEWS』より)