King Gnuの井口理が主演し、深川麻衣が共演する映画『逃げろお嬢さん』が、10月2日に全国公開されることが発表された。併せて、予告編とポスタービジュアルも解禁された。
原作は、実写邦画の歴代興行収入1位を記録した映画『国宝』の原作者としても知られる作家・吉田修一氏の短編集「逃亡小説集」(角川文庫)に収録されている同名小説。井口演じる主人公・康太が、かつて憧れていた元アイドル・鮎川舞子(深川)と偶然出会い、彼女を信じて奔走する姿を描く。
監督・脚本は、『世界の中心で、愛をさけぶ』(2004年)や『スカイ・クロラ The Sky Crawlers』(2008年)などで脚本を手がけた伊藤ちひろ氏。近年は、『ひとりぼっちじゃない』(2023年)で映画監督デビューを果たし、同年には監督・脚本・原案を務めた『サイド バイ サイド 隣にいる人』が公開された。本作でも監督・脚本を手がける。
康太を演じる井口は作品について、「吉田修一さん原作の世界観と監督の持つ世界観が合わさり、『逃げろお嬢さん』は美しさと滑稽さが両立した世界として描かれています」と紹介した。
さらに、「昔好きだった人、自分の人生を救ってくれた人のことを、どこまで信じ、守れるかが、この作品の見どころになっていると思います。康太の孤軍奮闘を、皆さんに楽しんでいただければ幸いです」と、見どころを語った。
康太が長年応援してきた舞子を演じる深川は、「舞子とは、名前もたどってきた職種も近く、だからこそ共感できる部分もたくさんあり、シンパシーを感じました」と、役への思いを明かした。
康太と舞子の関係については、「周りから見たら理解できない、滑稽なものに見えるかもしれません。でも、2人の間にあった確かなものを見ていると、世論や常識を取り払った、自分にとっての真実や本当に大切なものについて考えるきっかけになりました」と振り返った。