女優の出口夏希(24)、蒔田彩珠(24)らが20日、都内で行われた実写映画「ルックバック」(是枝裕和監督、9月11日公開)の完成報告イベントに出席した。
漫画家・藤本タツキ氏の同名漫画を実写映画化。ひたむきに漫画づくりを続ける2人の少女の姿を描く青春ストーリー。出口は漫画の腕に絶対の自信を持つ藤野を、蒔田は藤野に憧れを抱きながらも、自身も圧倒的な画力を秘めた京本を演じた。
原作漫画は累計発行部数100万部を突破し、2024年にはアニメ映画化され、大ヒットした人気作とあり、出口は「たくさんの方に愛されている作品(のオファー)が自分に来たので、うれしいももちろんあったけど怖い方が勝った」と素直な感想。
是枝組は、23年の配信ドラマ「舞妓さんちのまかないさん」以来で、「4年ぶりなので、『成長してなかったらどうしよう、え〜ん』って言っていました」とおどけた。
また、蒔田は「『ルックバック』の漫画が発売されたくらいに、監督から本をいただいていて、それから4、5年経つので、『やっと実現した!』っていう気持ちが大きかった」と振り返った。
オーディションで藤野の子ども時代の役を射止めた七瀬ふうり(12)は、台本ではなく、セリフを現場で口伝えする方法がとられたそう。是枝監督は「口伝えをすると、『分かった。じゃあ、あと自分でやるから、できあがるまで監督は出て』って僕はセットから出された」と七瀬の“大物ぶり”エピソードを紹介。これに七瀬は「これには訳があって、監督に完璧な状態で見せたいっていうね、そういう気持ちがあったからです。頑張っているのを見せたくないから、楽しみにして欲しかったから『出て行って〜』って言った」と照れ笑いで説明したが、是枝監督は「セットを出てくれって言われたのは初めてです」と話して笑いを誘っていた。