女優の伊原六花(27)が、“ダンス版夏の甲子園”として知られる「avex presents DANCE CLUB CHAMPIONSHIP 第14回全国高等学校ダンス部選手権(DCC)」(ABCテレビ・テレビ朝日系で9月6日午後1時55分放送)のスペシャルアンバサダーを務めている。
自身も第5回大会で優勝を経験。今月26日に、東京ガーデンシアターで開催される決勝大会を前に、「最後まで踊り切る。そして楽しむというのが一番」とエールを送った。
全国の高校ダンス部の頂点を競い合うDCCは、2013年に第1回大会が開催された。14回目を迎える今年は、269チームがエントリーし36チームが決勝に進出。審査基準は“漢字二文字のテーマをいかにダンスで表現するか”で、表現力、技術力、独創性の3項目が審査のポイントとなる。
昨年に続くアンバサダー就任に伊原は、「うれしかったです。1年目にお声がけいただいた時も『DCCに帰ってこられる』って」とほほ笑み、「きっと緊張しているであろう高校生のみんなに、微力ながらパワーを送れたらなという気持ちで、2年目も張り切っていこうと思っています」と気合を入れる。
高校ダンス界の名門・登美丘高、主将としてバブリーダンスで優勝
大阪の名門・登美丘高校ダンス部の出身だ。同部ではキャプテンとしてチームを率い、17年の第5回大会で“バブリーダンス”を披露し優勝を果たした。
決勝は2分30秒のパフォーマンス。当時は大舞台を前に「どうにか間違いませんように、足を引っ張りませんように」と不安を抱いたものの、9年経った今ではミスを恐れることよりも大切なことがあると感じているという。
「間違えるか間違えないかなんて、多分それだけで減点されるという見方を審査員の方はしていないと思う。とりあえず最後まで踊り切る。そして楽しむというのが一番。大会なので点数は付くのですが、本当に輝かしい時間だと思うので、振り返った時に、めっちゃ楽しかったあの大会、となるように、全力で出し切ってほしい」。26日を控える選手たちに、経験者ならではのエールを送った。
一方で、決勝ステージに立った際の心境は「覚えていない」と言う。そして「人生の中で一番緊張していたかもしれないです」と笑う。
「ドラえもんじゃないですが、地面からずっと2cmくらい浮いているような感覚。力が入らないみたいな感じだったので、その2分30秒は絶対に疲れないんですよね。息切れもしない、汗もかかない、みたいな」と懐かしんだ。
広瀬アリス、広瀬すず姉妹が所属する芸能事務所「フォスター」に入り、18年から芸能活動を開始した。女優としてドラマ、映画、舞台と充実の日々を過ごす上では、ダンス部での経験が生きていると話す。
「合わなかったら違うことをやってみるとか、つらい思いをしてまで続けないとかいろいろ選択肢はあると思いますが、無理かもしれないと思った時に踏ん張れる力というのは、ダンス部の時に培った、この先に何かあるかもしれない、みたいなものにつながっているなと思いますね」と自身に言い聞かせるように語った。
来年は芸能活動10年目!「挑戦したいことばかり」
来年は芸能活動10年目に突入する。「飽き性」だという自身にとってダンス以外で初めて長続きしている“天職”に、「挑戦したいことばかり」と目を輝かせた。
「それならではの難しさというのは歴を重ねるごとに痛感していますが、こういう方とご一緒したい、こういう現場に行ってみたいと、どんどん夢は広がるばかり」と思いをめぐらせ、「舞台もダンスも歌も全部やりたい。エンターテインメントというものに縛りをつけずに、可能性があるものは全部やっていきたい」と宣言した。
最後に、今後の抱負を“漢字二文字”で「前進」と掲げた。飽くなき探求心を胸に、一歩一歩踏みしめながら新たなステージへ進んでいく。 【取材・伊藤雅貢】