1
歌舞伎俳優の片岡愛之助(54)が26日、都内で行われた、令和8年10月歌舞伎座 「錦秋十月大歌舞伎」(10月2日〜20日)の取材会に出席した。
第1部は「湧昇水鯉滝 鯉つかみ」を上演。歌舞伎座で本性をあらわした鯉の精と戦う本水を用いた豪快な大立廻りや泳ぎ六法など歌舞伎の醍醐味が詰まった爽快な舞台となる。
第2部では、戦場で心ならずも敵同士となった佐々木盛綱・高綱兄弟の悲劇を描いた時代物の大作「近江源氏先陣館 盛綱陣屋」で豪快な京方の侍大将・和田兵衛秀盛を勤める。
愛之助は歌舞伎座での「鯉つかみ」について「劇場にあった演出でやらせてもらっていて、今回も初めてのパターンでやらせていただきます」と説明。見どころとして「お姫様のピュアなところと、実は鯉の精だという見顕しの部分、そこからの早替りです。最後の鯉との格闘はオマケみたいなもので(笑)。本当に水が飛ぶんです、場内に。最前列のお客様にはビニールシートを用意するので、それを持ってもらい、私が池の中で暴れ出したら上げてください。楽しんでいただけたらな、と。なので水に濡れてもいい格好で来てください」と紹介し、呼びかけた。
愛之助は「これが決定版ではないです、まだやりたい事がある! 次回があるのなら、またやらしてもらいたい」と話し、また「僕を入れていただいた松島屋は上方を守るお家であり、僕の師匠二人は上方のお芝居にこだわり、守っている。上方という京阪神に居を構え、歌舞伎役者として生き抜かれた二人のようになりたいと思っているので、居は京阪神に構え、東京は出張という気分で来ています。いつの日か、京阪神に移ってとは思っております。仕事のバランスにもよりますけどね」と話した。
広告