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2026年9月5日 11:47

15秒できないと赤信号!立っているとふらつく人が“筋肉”より鍛えるべき部分【有働由美子の健康案内人!】

15秒できないと赤信号!立っているとふらつく人が“筋肉”より鍛えるべき部分【有働由美子の健康案内人!】
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今週のテーマは「ふらつき予防」。

9月3日(木)の放送では、「立っているときの『ふらつき』予防へ」を特集しました。

ふらつきは「目」「耳」「足の裏」の3つのセンサーからの情報を小脳が処理し、全身の筋肉に指示を出してバランスを取ることで防がれているといいます。そこで今回は、有働由美子さんが“足の裏のセンサー”について教えてもらいました。

◆足裏センサーの役割

教えてくれるのは、めまいやふらつきの治療研究を重ね、独自のトレーニング法を確立した新井基洋先生。これまでおよそ25万人のめまい患者を診療し、関連する書籍も数多く執筆している“めまい・ふらつきのスペシャリスト”です。

バスや電車に乗ったとき、また立っている・立ち上がったときに体の揺れを感じることがある人もいます。

新井先生:「こういう立っているときの“ふらつき”の原因は足の裏のセンサーの異常で、そこを鍛えるとふらつき予防になるとされているんです」

“ふらつき”の原因は
“ふらつき”の原因は

体は足の裏のセンサーから、どのような状態で立っているのかという情報を小脳に送ります。小脳が体の筋肉に指示を出すことで、バランスを取っているといいます。

しかし、足の裏のセンサーに異常があると、本当はまっすぐ立っているのに、片足に体重がかかり傾いているなど、誤った情報が小脳に送られます。その結果、小脳が「倒れないように踏ん張れ!」などと誤った指示を出し、実際の体の状態とのずれが生じて、ふらつきにつながるといいます。

ふらつき予防に重要なのは…
ふらつき予防に重要なのは…

新井先生:「上がってくる(足の裏の)センサーからの情報で、小脳は『バランスを取りなさい』と筋肉に指示をします。なので筋肉だけ鍛えても、肝心の(足裏からの)情報が正確じゃないと、筋力だけでは“ふらつき”は治らないんです」

ふらつき予防に重要なのは、“筋肉”よりも“小脳”を鍛えることだと新井先生は説明します。

◆足裏センサーが正常か“たった15秒”でわかる!

そんな立っているときのふらつき予防に重要な“足裏センサー”の機能を確認するセルフチェックがあります。

“足裏センサー”の機能 確認の仕方
“足裏センサー”の機能 確認の仕方

まずは壁などの近くで、座布団の真ん中に足をそろえて立ちます。そこから目をつぶった状態で壁から手を離し、そのまま15秒間立つだけ。

座布団の上であえて足元を不安定にすることで、細かく変化する足の裏の状態をセンサーが正しく捉え、機能しているかを確認できます。壁などの近くに立つ理由は転倒の危険があるためで、必ずすぐ手をつける場所の近くで行いましょう。

有働さんが挑戦してみると…
有働さんが挑戦してみると…

実際に有働さんが挑戦してみると、よろけて座布団から足が動くまではいかないものの、わずかに体がゆらゆらと揺れていました。

新井先生:「15秒以内に座布団から落ちてしまった人は赤信号。また、転倒しそうになって壁に手をついてしまった人も赤信号です」

赤信号のサイン
赤信号のサイン

足裏センサーが正常に働いていれば、足の裏の変化に合わせて小脳が筋肉に的確な指示を出し、バランスを保つことができるといいます。

一方、センサー機能が低下していると、実際の足元の状態と小脳の処理にずれが生じ、バランスを崩して壁に手をついたり、座布団から外れたりすることがあります。センサーに異常がある人は、道の凹凸や段差・傾斜などの情報をうまく小脳に伝えられず、ふらつく可能性があるため注意が必要です。

さらに、もし目を開けた状態でも15秒以内で倒れてしまう場合は、病気の可能性もあるため病院を受診する必要があるといいます。

◆足裏センサーを鍛える“簡単トレーニング”

続いて、足裏のセンサーを鍛えるトレーニングも教えてもらいます。

まず右足を前に出し、左足のつま先に右足のかかとをつけるようにして、足を一直線に並べます。その状態で10秒間立ち、終わったら左右の足を入れ替えて、同じように10秒間行います。

足裏のセンサーを鍛えるトレーニング
足裏のセンサーを鍛えるトレーニング

足を一直線に並べると左右のバランスが取りにくくなり、足の裏からより正確な情報を小脳に送る必要があります。そのため、足裏のセンサーを鍛えられるといいます。

朝・昼・晩に左右10秒ずつ、1日3セット行うのが理想です。1日1セットでも、毎日続けることで“ふらつき予防”に期待できるといいます。

有働さんは苦戦し…
有働さんは苦戦し…

有働さんも足裏センサーのトレーニングに挑戦しますが、「すごく難しいよ、おかしいな…」となかなかコツが掴めずふらふらしてしまいます。

新井先生:「やればやるほどふらつきが軽減します。足裏センサーからの“ふらつき”のトレーニングとしては最高です」

このほか今週は、「台風など気圧の変化による『ふらつき』予防へ」「目を動かしたときの『ふらつき』予防へ」「頭を動かしたときの『ふらつき』予防へ」「歩いているときの『ふらつき』予防へ」なども特集。そして来週は「心を鍛えて特殊詐欺対策」を学びます。

(9月3日(木)放送『有働由美子の健康案内人!』)

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