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俳優の中島歩(37)が、2027年公開の映画「旅する練習」で、長編映画で初の単独主演を務めることが15日、分かった。
中島が演じるのは、スランプを抱える小説家のおじ・圭佑。めいでサッカー少女の亜美役には、映画「ルックバック」で注目を集めた七瀬ふうり(12)が起用された。
原作は、第34回三島由紀夫賞、第37回坪田譲治賞を受賞し、第164回芥川賞候補にもなった作家・乗代雄介氏の同名小説。乗代氏の作品が映画化されるのは初めてという。
物語は、亜美の中学入学を控えた春休み、圭佑と亜美が千葉・我孫子から茨城・鹿島まで、利根川沿いを歩いて旅するロードムービー。圭佑は旅の様子をスケッチし、亜美はボールを蹴りながら、二人は鹿島アントラーズの本拠地を目指す。風景やさまざまな出来事に触れながら、二人がかけがえのない時間を重ねていく姿を描く。
監督・脚本は、東京藝術大学で黒沢清監督に学んだ眞田康平氏が担当。卒業制作「しんしんしん」などを手掛けてきた眞田氏にとって、本作が商業映画デビュー作となる。
撮影は2026年4月に終了し、現在はポストプロダクション中。2027年に新宿バルト9ほかで全国公開される予定。
中島は作品について、「私は、映画には根本的に、この世界と人間を愛でる機能があると感じています。この作品は、それを十分に感じさせるものです」とコメント。
「美しく、偶発的な瞬間がいくつもあり、それをカメラが美しく捉えています。この作品、そしてほかのお客様との無言の対話を、ぜひ劇場でお楽しみください」と呼びかけた。
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