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2026年9月28日 15:42

中井貴一「厳しくも、愛情を持って教えていただきました」《追悼・倉本聰さん》

中井貴一「厳しくも、愛情を持って教えていただきました」《追悼・倉本聰さん》
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俳優の中井貴一(65)が28日、ブログを更新。同日訃報が伝えられた脚本家で演出家の倉本聰さんを追悼した。

「昭和ドラマの巨星の訃報」のタイトルで、「向田邦子さん、山田太一さん、そして倉本聰さん。テレビのチャンネル権がまだ大人にあり、子どもにとってテレビが宝箱だった時代。あまり、意味は分からずとも、宝箱にかじり付いて見たドラマ。企業のCMを流すために作られたテレビという箱を、一週が待ちきれないほど質の高い、物語を見せる箱に変えていった巨星たち」と書き出した。

故人との出会いは1983年放送の「波の盆」。本読みを振り返り、「60人ほどの大人が片寄合う様に集った大都会の会議室で感じた静けさ。台本の上を滑り落ちた鉛筆が、机に転がる。その音が、ペットポトルを壁に投げつけたかの様な爆音に聞こえる程。緊張と恐怖を覚え、静けさの概念が変わった瞬間でもあった」とつづった。以降、多くの作品に参加し、「色々な事を厳しくも、愛情を持って教えていただきました」と感謝した。

ドラマ「おもちゃの神様」は直接オファーだった。中井は、「『今度、俺のなりすましをした人間の話をドラマにするんだけど、その成りすましをした男をやってほしい。その役…どう考えても、貴一なんだよ。成りすましやらせるんだったら、貴一しかいないんだよ。他に思い浮かばないんだ』と。一癖も二癖もあるオファー、こんなオファー…って…(笑)と複雑な気持ちでお受けした事が、昨日のことの様」と懐かしみ、「ここから…もっともっと面白いドラマを書いていただきたかった。面白いテレビドラマを。残念です」と悔やんだ。

※写真は資料

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