俳優の小林虎之介(28)、真木よう子(43)、小泉孝太郎(48)らが6日、都内で行われた、映画「星の教室」(中川龍太郎監督、角川春樹総監督、11月6日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇した。
今作は、これまで数々の名作を世に送り出してきた角川氏の最後の総監督作品。もう一度学びたいと願う人々が通う“夜間中学”を舞台に、人生の新たな一歩を描く。
料亭で修行しながら夜間中学に通う松峰健児役を演じた小林は、演じる上で意識したことについて、「健児は元不良っていう肩書きがあって、僕は普段、品がいい男なんですけど…」と笑わせつつ、「品のなさを出すために、カメラが回っていなくても、(ポケットに)手を突っ込んだりしていました」と振り返った。
役について“一匹狼っぽさがある”と紹介し、「授業は楽しみつつ、素直になれないような思春期の男の子のような感じもあったので、普段から意識していました」と語った。
一方、真木は夜間中学の理科教師・江口由紀役。夜間中学についてよく知らず、撮影前には見学に行ったという。「教員室にもお邪魔して、(教師の方に)どうして夜間中学で働いていらっしゃるのかとかをお聞きして、いろんな背景を聞けて、なるほどっていう情報が得られたんです」と役作りの参考になったと明かした。
また、夜間中学を取材する漫画家の用瀬裕を演じた小泉は、ニュースで“スーパーボランティア”として知られる尾畠春夫さんが86歳で夜間中学に入学したという話を知り、「マスコミのインタビューに、キラキラ輝く目で『とにかくたくさん学びたい。ワクワクしています』と話していて、ものすごく胸が熱くなりました」と語り、「撮影で(生徒役の)皆さんを眺めて、尾畠さんと同じ目をしているって思った。学びたい、知りたいって純粋な気持ちになった時、人はものすごい輝きを放つんだって、涙が出るぐらいで忘れられなかった」と印象に残ったエピソードを語った。