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2026年10月6日 17:41

山本學89歳「これが最後かなと思いながら…」これまで断ってきた関西弁の役を引き受ける

山本學89歳「これが最後かなと思いながら…」これまで断ってきた関西弁の役を引き受ける
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俳優の中尾ミエ(80)、山本學(89)らが6日、都内で行われた、映画「星の教室」(中川龍太郎監督、角川春樹総監督、11月6日公開)の完成披露舞台挨拶に登壇した。

今作は、これまで数々の名作を世に送り出してきた角川氏の最後の総監督作品。もう一度学びたいと願う人々が通う“夜間中学”を舞台に、人生の新たな一歩を描く。

韓国料理店を営みながら夜間中学に通う正子ハルモニ役を演じた中尾は、撮影時の思い出を聞かれると、「 (私の役は)関西弁で韓国出身。韓国なまりの関西弁でもう大変」と言葉遣いに苦労したことを明かした。

撮影現場では「口をきかないのよ、若い子たち。役に入りきっちゃっているからね」とあまり会話がなかったといい、「なんか寄り付きにくい若い子だな〜って。でもちゃんと役に入っている」と現場の様子を振り返った。

中尾は中学卒業後、高校には通わなかったが、「機会があったら学びたいと常々思っていたので、撮影前に夜間中学を見学して、うらやましいなって思ったんです。先生が楽しそうだし、いじめもないし、年代もバラバラ。学びたい人が来ているから、みんな熱心なんです」と夜間中学の見学から感じたことを語り、「社会に出て、自分に欠けているものをもう一回学びたいって、これが本当の学びなんじゃないかって。時間があれば、夜間中学に行きたいと思っています」と入学への意欲を示した。

一方、山本は交通整理員として働きながら夜間中学に通う遠見巌役。関西を舞台にした映画だが、関西出身のキャストがいないという話になった後、「実は私、大阪生まれです」と告白。5歳まで大阪にいたが、東京に引っ越した後、大阪弁でいじめられたという経緯もあり、「関西弁の役は全部断ってきました。1本だけ緒方洪庵というお医者さんの役が大阪出身と知らないで引き受けて、否応なく大阪弁でやりましたけど、それ以外は断ってきた」と振り返り、今回の役も最初は断ったという。「でも僕ももう75年ぐらい役者をやってきて、これが最後かなと思いながら。最後だったらできなかったことに挑戦しようと目をつぶって引き受けました。でも大変でした」と明かした。

撮影を通して感じたことについて、「生きることは学ぶこと!学ぶことは生きること!」と声を大にして伝え、その後も熱弁を続けたため、中尾から「あまり長くならないように…」と止められていた。

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