俳優の堺雅人(52)、倉科カナ(38)らが7日、東京・PARCO劇場で行われた舞台「スリーゴースト」の初日前会見に出席した。
「トニー賞」や「ローレンス・オリヴィエ賞」など数々の演劇賞を受賞する英国の劇作家サイモン・スティーヴンス氏が書き下ろした世界初演の新作戯曲。数年後の世界を舞台に、人が見る夢をデジタル化して再現する夢のようなガジェット「リープマインド」を巡る物語。
堺が舞台に立つのは、2009年の劇団☆新感線「蛮幽鬼」以来、17年ぶり。しかし、「本日初日ですが、稽古初日から緊張と意気込みはあまり変わっていなくて。その世界に飛び込むような気持ちで、精いっぱい1シーン1シーンを作ってきました。その積み重ねが今日のような気がしている。あっという間の稽古期間でした」とこれまでの日々を振り返った。
稽古期間中も変更が多く、緊張の日々だったという。「この1カ月間は夢のような、本当に幸せな勉強の日々でした」と明かし、「毎日が演劇学校みたいでした。教わった事はいっぱいあって、これからも僕の次の仕事や、次の次の仕事で思い出す時がたくさんある、そんな勉強になる稽古場でした」としみじみ。
堺は今作について、「初めての作品なので、見方のマニュアルがまだ無くて。(喜劇や悲劇など)何劇という名前をこれから付けられるお芝居だと思う。なので皆さん、見方も含めて探っていってください。僕らもよく分からなくて」とぶっちゃけ。「稽古場でお客様がいない状態でお芝居していて、劇場に入って昨日はお客様の前で(プレビュー公演を)やったら、また全然違うお芝居になっちゃった」と赤裸々に話し、「それは皆様の責任でもありますから!一緒に作っているんだという気持ちです。一緒に世界で初めて生まれるモノを楽しんでください。見たこと無いものが見られると思います」と呼びかけた。
東京公演は同所で27日まで。その後、岡山、大阪、愛知、宮崎、福岡で上演。