演歌歌手の田川寿美が大きな病を乗り越えた日々と、支えてくれた家族との温かいエピソードを語る場面があった。
15歳で故郷の和歌山県から上京し、今年でデビュー35周年を迎える田川。これまでに2つの大きな病を経験している。
15年前に診断されたのは、膠原病の一種であるベーチェット病だった。
「ある日突然、太ももに紅斑という赤い斑点みたいなものがたくさんできてしまって、食道にも潰瘍ができて。いくつかの病院に行ったら、膠原病だとわかったんです。もう歌が歌えないんじゃないかとか、ひどくなれば失明する可能性もあると言われたものですから、ショックで…」と当時の心境を振り返った。
当時は病気を公表せず、「風邪」だとごまかして仕事を続けていたという。「まわりのスタッフが支えてくれて、なんとか隠し通しながら」と明かすと、黒柳は「隠してたの?」と驚き。田川は「強くいなきゃいけないって思い込んでいたんですよね」と、周囲に伏せていた理由を語った。
その後、結婚と出産を経て自信を取り戻し、前を向いて生きる活力を得た田川だったが、3年前に乳がんが判明。幸いにも早期発見だったため、手術や放射線治療で乗り越えることができた。
当時小学生だった息子に病名を伝えるべきか思い悩んだが、「はっきり言ったほうがいい」と正直に告白。すると息子は、「俺が毎日笑わせるようにする」と、なんと黒柳徹子のモノマネをして母親を元気づけてくれたという。
これを聞いた黒柳は「本当に!? 私のモノマネ?」と目を丸くして驚く。スタジオで田川が息子のモノマネを実演してみせると、「面白いね」と笑顔を見せた。
田川は「それで笑って楽しく過ごせました。小学校高学年で彼なりに受け止めてもらって」と、支えてくれた息子の優しさに深く感謝していた。
番組ではこのほか、毎朝長電話をするほど気の置けない友人・IKKOとのエピソードも披露。デビュー当時から続く強い絆や、IKKOからもらった温かいアドバイスについても明かされた。


