飯島氏訪朝 北も報道「日本未だに過去の清算回避」[2013/05/15 11:47]

 平壌を電撃訪問している飯島内閣官房参与は、空港で北朝鮮外務省の金哲虎(キム・チョルホ)副局長の出迎えを受けました。その後、日朝交渉担当の宋日昊(ソン・イルホ)大使と会談する見通しです。ただ、飯島参与のかばんの中身次第では、北朝鮮外交を仕切る金永日(キム・ヨンイル)朝鮮労働党書記や金正恩第1書記の後ろ盾、張成沢(チャン・ソンテク)国防副委員長との会談の可能性を指摘する関係者もいます。

 朝鮮中央テレビ:「日本の安倍内閣の飯島勲内閣官房参与一行が14日、平壌に到着しました。飛行場で関係部門幹部が出迎えました」
 朝鮮中央テレビは、飯島氏の訪問を14日に伝えましたが、訪朝の目的や詳しい日程には触れていません。その一方で、労働新聞は「今からでも過去の清算の一歩を踏み出すのが日本にとって賢明な選択だ」とする論評を掲載しました。

こちらも読まれています