どうなるレスリング?吉田選手“必死のアピール”[2013/05/29 11:52]

 レスリングがオリンピックの競技から外されるのか、残るのか。IOC=国際オリンピック委員会の理事会がまもなく開かれ、その行方が決まります。

 ひと足早くロシアに入った吉田沙保里選手は、理事会前日の28日も会場を歩き回り、レスリングのオリンピック存続をアピールしました。
 ロンドン五輪・金メダリスト、吉田沙保里選手:「ほかの国のいつも(レスリングの)試合で会う人は、敵でやっつけるぞというふうになっちゃうけど、きょうは一緒に同じ仲間だ」
 IOCは、2020年夏のオリンピックで実施する残り1つの競技を決めるため、今回の理事会で8つの候補をまず3つ程度に絞り込むとみられます。今のところ、このなかにレスリングが含まれる可能性が高いとみられていて、結果は日本時間の30日未明に出る見込みです。
 猪瀬東京都知事:「(Q.東京をどうアピール?)東京の魅力いっぱいある。おもてなしがある、思いやりがあるでしょ。もちろん、それは治安が良いということ。そういう良さ」
 一方、猪瀬都知事も30日に予定されている2020年のオリンピック招致に向けたIOCへのプレゼンテーションに出席するため、現地入りしました。

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