台湾の陳前総統自殺未遂 収賄など刑務所で服役中[2013/06/03 22:38]

 台湾の前総統、陳水扁氏が自殺を図ったことが分かった。台湾の法務省にあたる法務部が3日に発表した。陳氏は収容されている刑務所内のトイレで、タオルを使って自殺を図ったが、看守の発見が早く、命に別状はないという。陳氏は、収賄やマネーロンダリングの罪で懲役20年の判決を受けていて、現在は服役中だ。この汚職容疑に抗議するために自殺を図ったという。陳氏は2000年から9年間、総統を務めた。自身と家族が対象となっている収賄、マネーロンダリングと総統府機密費不正流用疑惑について、陳氏は政治的謀略だと主張している。

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