スノーデン容疑者はどこに?仏など領空通過を拒否[2013/07/03 11:54]

 元CIA=米中央情報局の職員、エドワード・スノーデン容疑者の動向に各国が神経をとがらせています。反米左派で亡命受け入れに前向きな南米ボリビアのモラレス大統領の専用機が、フランスとポルトガルから領空通過を拒否され、急きょ、オーストリアのウィーン空港に着陸しました。この飛行機にスノーデン容疑者が乗っているという情報が伝えられたためです。

 モラレス大統領は、ロシアで開かれていた国際会議に出席し、2日に専用機で帰国の途に就きました。ところが、フランスとポルトガルが専用機の領空通過を拒否し、専用機は給油のためオーストリア・ウィーンの空港に着陸しました。元CIA職員・スノーデン容疑者が乗っているという情報が一部で伝えられたためですが、ボリビア政府はこの情報を完全に否定しています。モラレス大統領は「アメリカの情報収集活動を暴く人を受け入れる用意がある」と話していました。

(C)The Guardian,Glenn Gleenwald and Laura Poitra

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