「日本の自動車市場は閉鎖的」 米議員が苦言[2013/07/24 14:56]

 アメリカの有力議員が、日本のTPP=環太平洋経済連携協定の交渉参加にあたって、日本の自動車市場が閉鎖的だとして改めて開放を求めました。

 レビン下院議員:「日本の自動車の輸入は、自動車市場全体の6%でしかなく、先進国で最も閉鎖的な市場だ」
 アメリカの自動車業界を抱えるミシガン州出身のレビン下院議員は、日本の市場開放を進めるため、日本が輸入車の割合を増やせばアメリカでの日本車の関税が低くなるというように、日本の輸入増加とアメリカでの日本車の関税撤廃とを連動させるべきだと主張しました。
 レビン下院議員:「長い間、非関税障壁となっているのが日本の為替操作の長い歴史だ」
 また、為替操作に対して強制力を持った国際的な仕組みを作るべきだと提案しました。TPPの日本参加を巡り、早くもアメリカ議会に警戒感が出てきています。

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