東京五輪残り1枠はレスリング 組織改革で復活[2013/09/09 05:51]

 IOC=国際オリンピック委員会は、2020年の東京オリンピックの実施競技の残り1枠にレスリングを選びました。

 (中丸徹記者報告)
 東京勝利の興奮の余韻が残るブエノスアイレスですが、日本のレスリング関係者にとっては、これ以上ない喜びの展開となりました。
 女子レスリング・小原日登美選手:「金メダルをとった時のように、ほんとうれしかったです」
 日本レスリング協会・福田富昭会長:「2020年にやっぱり東京で、レスリングで金メダルということで、しっかりそこを目指して目標に頑張りたいと思います」
 2020年のオリンピック実施競技から一度外されたレスリングは、追加での復活採用を目指して組織改革に取り組んできました。国際レスリング連盟の会長を代えて、女性理事の登用、女子の階級を増やすなどの改革をアピールした結果、1度目の投票で過半数を獲得し、追加競技として採用されました。
 国際レスリング連盟・ラロビッチ会長:「レスリング競技を最新のものにするよう努力している。もっと見やすく、ルールも分かりやすくしようとしている」
 国際レスリング連盟は、今後も改革を続け、より分かりやすく、より動きのある試合展開になるようにルール改正などを取り組んでいくとしています。

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