ケネディ氏「日米の絆になりたい」新駐日大使に指名[2013/09/20 11:51]

 アメリカの次の駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディさんが、父親の故ケネディ大統領の遺志を継ぎ、「日米の絆になりたい」と抱負を語りました。

 次の駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏:「第2次世界大戦中に太平洋で戦った退役軍人として、父(故ケネディ大統領)は、日本を公式訪問する初めての現職大統領となることを希望していた。私が大使になったら、微力ながら彼の遺志を受け継いで、日米をつなぐ強い絆の象徴となります」
 ケネディさんはまた、1978年に広島を訪れた経験を紹介したほか、集団的自衛権の問題についても言及しました。
 次の駐日大使に指名されたキャロライン・ケネディ氏:「集団的自衛権については、日本の社会のなかで議論すべきことですが、非常に注意深く見ていきます」
 さらに、TPP=環太平洋経済連携協定を通じて、アメリカ企業の日本への投資や輸出を増やしたいと述べました。ケネディさんは上院の承認を経て、来月中にも日本に赴任する見通しで、初の女性駐日アメリカ大使が誕生することになります。

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