“実行犯を知る男”引き渡し認める ナンペイ事件[2013/09/24 05:50]

 18年前に東京・八王子市のスーパーナンペイで女子高校生ら3人が射殺された事件で、カナダの裁判所が犯人を知るとされるカナダ在住の中国人の男の身柄を日本に引き渡す決定を改めて下しました。

 トロントに住む40代の中国人の男は、スーパーナンペイ事件の実行犯を知っている可能性があるとされています。警視庁は、男が他人名義のパスポートで日本から出国したとして、旅券法違反の疑いで身柄の引き渡しを求めています。去年9月、カナダの裁判所が身柄引き渡しを決定しましたが、男は不服として控訴していました。23日に開かれた審理で、男の控訴は棄却され、身柄引き渡しの判断が改めて支持されました。弁護側は、日本が求める身柄引き渡しは殺人事件の聴取が目的で不当だと主張しています。
 男の弁護人、ロビン・パーカー弁護士:「(日本の警察が)事件の解決のために彼に話を聞きたければ、こちら(カナダ)に来るべきで、不当だと思う」
 弁護士によりますと、最高裁判所への上訴が可能で、「週内にも本人と意思を確認して申し立てをするかどうか判断する」としています。