日本非難に「論評に値しない」 中国大使vs菅長官[2013/10/09 17:14]

 歴史認識問題を巡って中国大使が日本を痛烈に非難しました。

 中国・崔天凱駐米大使:「(日本は)アメリカの反感を買わなければ何をやっても良く、ほかの国の懸念に配慮する必要はないと考えている」
 ワシントンで講演した中国の崔駐米大使は、日本の一部の政治家や国民がこのように考えているのは、第2次世界大戦で日本が負けた理由がアメリカの原爆投下のみと思っているとし、「非常に不適切で、とても危険だ」と非難しました。そのうえで、中国やアメリカなどの連合国が戦後の国際秩序であると日本の政治家は認めなければならないと主張しました。
 この発言に対して、菅官房長官は「論評に値しない」とまともに取り合わない姿勢を示しました。そのうえで、「戦後68年間、自由と民主主義の国を築き上げてきた」と述べ、日本の平和外交の意義を強調しました。

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