国連“核不使用”声明に日本初参加 外相の強い意向[2013/10/22 11:52]

 国連で、核兵器は非人道的なものであるとして、その不使用を目指す声明が発表されました。この声明に日本が参加するのは初めてです。

 21日、国連総会の第1委員会で「核兵器の人道的結末に関する共同ステートメント」が発表されました。これまで、核兵器の非人道性を指摘する声明には、アメリカの「核の傘」に守られている日本として、日米同盟と矛盾する点があるとして参加していませんでした。しかし、今回、「あらゆるアプローチや努力を支える」などの文言が入ったことで、核抑止力の存在を認めながら徐々に核軍縮を目指す日本の立場と矛盾しないとして参加することになりました。背景には被爆地・広島出身の岸田外務大臣の強い意向があったということです。アメリカからの異論は寄せられていないということで、政府は、アメリカの理解は得られたと考えています。
 岸田外務大臣:「唯一の戦争被爆国であり、核兵器使用の悲惨さを最もよく知る我が国として支持するものです」
 そのうえで、岸田大臣は、今回の声明が段階的な核軍縮を目指す日本の方針と合っていて、アメリカの核の傘に依存した安全保障政策とも矛盾しないという考えを強調しました。

こんな記事も読まれています