頭から自動小銃で…脱北者が語った公開処刑の実態[2013/10/24 13:59]

 北朝鮮の人権問題を調べている国連の調査委員会で、イギリス在住の脱北者が北朝鮮の収容所の実態について証言しました。

 公開処刑を見たという脱北者、チェ・ジュンファさん:「(自動小銃で)頭から始まって、ひもで縛った部分を射撃してひもが切れ、体が前に倒れると(遺体を)筵(むしろ)に包んで車に載せました」
 公聴会にはイギリスに渡った脱北者4人が出席し、北朝鮮国内での人権侵害について細かく証言しました。脱北者の男性は中国に渡ろうとして失敗し、強制収容所で受けた激しい暴力について語りました。調査委員会は、証言をもとに最終報告書を来年3月に発表する予定です。

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