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4億円を上回る収賄・横領などの罪で、1審で無期懲役の判決を受けた中国共産党の元幹部・薄熙来被告の最終審で、無期懲役が確定しました。
(青木俊憲記者報告)
一時は習近平国家主席のライバルと目された薄被告の終わりを告げる無期懲役の確定判決は、裁判が始まってから、わずか45分で明らかになりました。薄被告の妻のVTR証言などをネットで公開した1審での劇場型の裁判とは大きく異なり、2審では審理は書面だけで終え、25日の判決公判でもミニブログを通じた情報公開は一切、行っていません。いまだに根強い薄被告の支持層を刺激して世論の対立が再燃するのを避け、静かに終止符を打ちたい習政権の意向がうかがえます。習政権は汚職の摘発を強化していて、一時はライバルだった薄被告に続き、香港メディアは、薄被告の後ろ盾だった元最高指導部の一人に対しても、汚職を調べる特別チームを作ったと報じています。共産党が来月に重要な会議を控えるなか、大衆の汚職に対する強い不満を味方につけて、習政権は政権の基盤強化を図っています。
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