成功すればアジア初 インドが低コスト火星探査へ[2013/11/05 22:34]

 成功すれば、アジア初の快挙だ。インドが5日、火星に向けて探査機を発射した。

 インドが無人の火星探査機を載せたロケットを打ち上げた。高性能カメラや大気観測用のセンサーを搭載。火星の軌道に到達後、地球と交信するという。これまで火星軌道への投入は、アメリカとロシア、そして欧州宇宙機関だけが達成していて、インドが成功すれば、アジア初の快挙となる。さらに、驚きはその予算。日本円で72億円ほどで、約2000億円とされるアメリカの火星探査「キュリオシティ」に比べると、格段の低コストだ。このロケットは、1カ月ほどかけて地球の衛星軌道を回った後、引力圏を抜けて火星へ向かうという。到着は来年9月24日になる見込みだ。

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