大麻使用合法 賛成が約6割に…アメリカの世論調査[2013/11/06 08:23]

 アメリカの世論調査で、大麻の使用を合法にすべきだと考える人が58%に達し、反対する人を大きくリードしました。去年、コロラド州とワシントン州で、大麻の使用を合法とした動きが拡大しているとみられます。

 ギャラップ社が10月、全米で18歳以上の男女1028人を対象に調査した結果によりますと、大麻の使用を合法にすべきだと答えた人が、これまでで最も高い58%に達し、反対と答えた人を大きく上回りました。54年前の調査では、賛成は12%でした。また、調査を受けた人の38%が、過去に大麻を吸引したことがあるとも答えています。特に共和党支持者の35%に対し、民主党支持者の65%、無党派層の62%が合法化に賛成していて、アメリカ社会のリベラル化も表しています。合法化することで、州が大麻の流通を管理したり、販売に課税して税収を得られると主張する人もいます。

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