イランは、IAEA=国際原子力機関と核関連施設の一部査察などで合意しました。
IAEA・天野事務局長:「ロウハニ大統領になってから、雰囲気も対応も発言ぶりも大いに変わってきました。きょうの署名によって具体的な措置がスタートすることになる」
イランとIAEAは11日に協議し、核問題解決に向け、査察の拡大などで協力することを盛り込んだ共同宣言に署名しました。このなかには、南部のガチンにあるウラン鉱山や中部のアラクにある核関連施設への査察を受け入れることが含まれています。アラクの施設は、プルトニウムの製造に必要な重水を製造すると報じられています。ロウハニ大統領の就任後、核問題で具体的な成果は初めてです。
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