“デタラメ”手話通訳男 過去に殺人罪などで起訴[2013/12/15 00:17]

 マンデラ元大統領の追悼式典で手話通訳をした男性(34)が、過去に殺人などの罪で起訴されていたことが分かりました。

 AP通信などによりますと、デタラメな手話通訳をした男性は、1994年からの10年間に殺人や誘拐などの罪で起訴されていて、1995年に窃盗の罪で有罪判決を受けたということです。南アフリカ政府は、男性の手話通訳が不適切だったと認めて謝罪しましたが、新たな疑惑が出たことから、男性の経歴などをさらに詳しく調査することを明らかにしました。ただ、式典では男性がオバマ大統領ら各国の要人のすぐ横にいたことから、警備や身元確認を巡って南アフリカ政府への批判が高まりそうです。男性はデタラメとの批判に対して「これまでも大きな会議で通訳をしてきた」と反論しています。
 一方、マンデラ氏の遺体は、一般公開を終えて首都のプレトリアから故郷のクヌに移されました。

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