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反政府運動が続くタイのバンコクで、再び大規模なデモです。デモ隊は、インラック首相の私邸のほか、日本人が多く住むエリアのすぐ近くや、日系デパート「伊勢丹」も入っている大型ショッピングセンターの前にも押し寄せています。
(河野太一記者報告)
ここは、在留邦人や観光客などが多く訪れる大型百貨店が立ち並ぶ場所です。22日午後になって参加者が増えてきました。交差点に向かって道路はデモ隊に埋め尽くされています。バンコク全域には、集会などを規制できる治安維持法が適用されています。しかし、全く意味をなしていません。反政府デモ隊は、自由に好きなようにバンコク市街地にステージを造り、主要な道路をブロックしています。反政府デモ隊を主導するステープ元副首相が求めるのは、インラック首相の辞任と来年2月2日に予定される選挙の延期です。23日から比例の候補者受け付けが始まるため、22日に大規模デモを起こす必要がありました。ステープ氏はタイ全土にデモへの参加を呼びかけていて、地方からの参加者も続々と集まっています。一部のグループは、インラック首相の私邸にも押しかけています。今のところ、敷地に入ったとの情報はありません。公務のため、タイ東北部に出かけているインラック首相は、不安そうに自宅の防犯カメラの映像をスマートフォンで確認しているということです。最大野党・民主党が21日、選挙をボイコットすると発表しました。インラック首相は予定通り行うとしていますが、過去には野党が参加しない選挙が裁判所によって無効になったケースもあり、今後の展開は全く見通せない状況です。
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