「懸賞金倍額へ」エクアドル日本人夫婦殺傷事件[2014/01/06 05:38]

 南米エクアドルで新婚旅行中の日本人夫婦が銃で撃たれて死傷した事件で、コレア大統領は、容疑者逮捕へ向けて懸賞金を2倍の2000万円余りに引き上げる考えを示しました。

 先月28日夜、エクアドルのグアヤキルで、ヒトミ・テツオさん(28)とマリコさん(27)がタクシーに乗った後、複数の犯人に襲われました。地元メディアによりますと、夫のテツオさんは胸などを3発撃たれて死亡し、妻のマリコさんは腹と足を撃たれて大けがをしました。テツオさんの遺体はすでに家族とともに帰国の途に就きました。エクアドルのコレア大統領は、容疑者逮捕につながる情報の懸賞金をこれまでの最高1000万円余りから2000万円余りに引き上げる考えを示しました。一方で、捜査を指揮するセラノ内務相は容疑者の捜査について、「有力な情報を得ている。近く法の裁きを受けさせる」と述べています。

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