19歳日本人女性ボクサーが世界チャンピオンに[2014/02/09 17:51]

 WBO=世界ボクシング機構の女子ミニフライ級世界タイトルマッチで、19歳の日本人ボクサー・山田真子選手が韓国人王者を下し、チャンピオンになりました。

 プロ6戦全勝の山田選手は、韓国北部の春川(チュンチョン)で、王者、韓国のホン・ソヨン選手に挑みます。完全アウェーのなか、山田選手は、序盤から的確にパンチを決め、試合を優位に進めます。幼いころから二人三脚で夢を追いかけてきた父・記義さんがリングサイドから檄(げき)を飛ばします。一方のチャンピオンも粘りを見せ、決定打を打たせません。結局、最終10ラウンドでも決着はつかず、勝負は判定に持ち込まれます。最後は2−1の判定を勝ち取り、世界王者の座をつかみました。
 山田真子選手:「試合は別に不安ではなかったけれど、(周りの)プレッシャーが大きすぎて、来たからにはやるしかないし、最後は自分自身との戦いだった」
 デビュー7戦目での世界王座獲得は、井岡一翔選手に並ぶ日本最速記録となります。

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