安倍総理の「歴史観」に懸念 米議会報告書[2014/02/27 02:24]

 アメリカの議会調査局は、日米関係に関する最新の報告書で、安倍総理大臣の靖国神社参拝が日米関係を傷つけた可能性があるなどと厳しい見方を示しました。

 アメリカの議会調査局が公表した報告書では、最近の動きとして、去年12月の靖国神社参拝を最初に取り上げ、安倍総理がアメリカの忠告を無視して突然、参拝したことは、ワシントンと東京の信頼関係を一定程度、損ねた可能性があると指摘しました。また、これによって日中・日韓関係もさらに悪化し、首脳会談の見通しも遠のいたことから、アメリカ政府はますます懸念を強めているとしています。さらに、「安倍総理の歴史観は、アメリカ側が第2次世界大戦でのアメリカの役割やその後の占領政策について持っている認識と衝突する危険がある」とも警告しています。

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