「計画的テロ」断定 連鎖懸念も 中国無差別殺傷[2014/03/02 11:50]

 負の連鎖が懸念されています。中国・雲南省の昆明で29人が死亡し、130人余りがけがをした無差別殺傷事件で、地元政府は新疆ウイグル自治区の独立勢力によるテロと断定し、捜査しています。

 (青木俊憲記者報告)
 十数人の犯行グループのうち、4人は現場で射殺され、1人は拘束されていますが、残りは現在も逃走しているとみられます。習近平国家主席は、テロ組織を厳しく処罰するよう指示を出しました。中国メディアによりますと、1日夜に起きた事件では、刃物で武装した十数人の犯行グループが昆明駅で無差別に通行人などを殺傷しました。29人が死亡し、130人余りがけがをしています。地元政府は、現場に残された証拠から「新疆ウイグル自治区の独立勢力によるテロ事件」と断定しました。中国では去年10月に北京の天安門前の車突入事件や今年1月にウイグル自治区で連続爆発事件など、ウイグル族によるとみられる凶悪事件が相次いでいます。最も重要な政治イベントを直前に控えての犯行は、習指導部のウイグル族に対する力による封じ込めへの反発である可能性が高く、負の連鎖が懸念されます。

映像:中国の投稿サイトから