作品賞は「それでも夜は明ける」 米アカデミー賞[2014/03/03 18:36]

 アメリカ映画界で最高の栄誉といわれるアカデミー賞が発表され、アメリカの奴隷制度をテーマにしたスティーブ・マックイーン監督の「それでも夜は明ける」が作品賞に選ばれました。

 アカデミー賞の授賞式は2日、カリフォルニア州のハリウッドで開かれました。作品賞に決まった「それでも夜は明ける」は、12年間の壮絶な奴隷生活を強いられた黒人男性の実話を描いた作品で、俳優のブラッド・ピットさんが製作に携わっています。また、監督賞には、宇宙飛行士の極限状態を3D技術などを駆使して表現した「ゼロ・グラビティ」のアルフォンソ・キュアロン監督が選ばれました。一方、長編アニメーション賞にノミネートされた宮崎駿監督の「風立ちぬ」など日本作品は受賞を逃しました。

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