ウクライナ首相、国連でロシアの軍事介入を批判[2014/03/14 13:59]

 ウクライナのヤツェニュク首相は、ロシアによるクリミアへの「軍事介入」は国連憲章に違反していると批判しました。

 ヤツェニュク首相は13日、国連の安全保障理事会で演説し、ロシアの行為は政治的独立などを武力で脅かすことを禁じた国連憲章に違反していると訴えました。そして、「ロシアが戦争をしたいのかどうか答えを聞きたい。対話のテーブルに戻ることを望んでいる」と呼び掛けました。また、ウクライナ新政府は、ロシアの脅威に対抗するため、国民防衛軍という新たな軍隊を創設することを決めました。
 キエフ市民:「ウクライナを守りたいんだ。募集が始まったら、すぐに国民防衛軍に参加したい」
 国民防衛軍は内務省の部隊をもとに編成され、国境警備やテロ対策などにあたります。

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