仏衛星も“マレーシア機の一部”確認か インド洋[2014/03/24 11:46]

 消息不明となっているマレーシア航空機について、これまでオーストラリアと中国の衛星で機体の一部の可能性がある物体が捉えられていましたが、新たにフランスの衛星も確認したことが明らかになりました。海上自衛隊の哨戒機もこの後、捜索に向かう予定で、この海域に捜索の重点が置かれています。

 フランス政府は23日、マレーシア機の残骸の可能性がある物体を捉えた衛星のデータをマレーシア当局に提供したことを明らかにしました。新たに物体が確認されたのは、オーストラリア南西部のパースから2300km離れた場所だということです。情報提供を受けて、各国の捜索チームは24日、更に範囲を広げて捜索を行っています。自衛隊の哨戒機を含めて10機の捜索機が、約6万8000km2の海域で捜索にあたるということです。
 一方、CNNは捜査当局者の話として、機体は南シナ海上で針路変更を行った後に大きく高度を下げていて、機体に重大な故障が生じていた可能性があると報じました。

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